2014-01-01から1年間の記事一覧

読書の冬♪

冬は私りんご農家にとって、比較的ですが自分の時間をつくれる季節で す。りんごの出荷、除雪、剪定の合間に、これまで積読状態だった本たちを ここぞとばかりに読み進めています。 これまでりんご園ばかりだったので、活字中毒なのかもしれません。 因みに…

2014年産りんご、総評

りんごの荷造り・出荷作業も、ようやく落ち着いてきた今日この頃。今月 はりんご樹の葉っぱが落ち切らないうちにまとまった雪が降ったため、幹が 空洞化した老木や、落葉しにくい“トキ”という品種などで欠損被害があり ました。想定外と言わず、もっと補強し…

農家、至福の時

お客様より、りんご美味しかったよ、という電話やメール、ファックスを たくさんいただき、誠にありがとうございます。りんごを栽培している中で 一番の喜びであり、また来年の励みにもなります。 さてこちら青森では、来月2日より週間天気予報には雪マーク…

支会りんご品評会、努力賞

現在、りんごの荷造り、発送に追われる日々を送っています。そんな最中 先日20日に、毎年恒例花巻りんご支会の、りんご一箱品評会が行われまし た。 県の品評会では出品りんごの規格が決まっていて、32個を揃えるのですが、 当地区のものは規格は厳密にはな…

倉庫にて選果

ただいま倉庫にて、りんごの選別作業中。 11月20日前後の発送を見込んでおりますので、ご注文いただいておりま すお客様、りんごが届くのを楽しみにお待ちください。

りんごピッツァで、束の間のひととき

ここ数日、こちら津軽地方では雪が舞う日が続き、倉庫での選果作業をし ていても指がかじかみます。 そんな最中、今秋りんご園へ手伝いに来てくれている妻の友達と私たち夫婦 3人で、中野もみじ山近くにある“ルグレ”さんでランチを食べてきまし た。りんご…

雪が積もる前に

こちら青森県津軽地方では、りんご園も白色に染まり、とうとう雪の季節 がやってまいりました。当園ではどうにか一昨日ですべての収穫を終える事 が出来、これからは天気が良い日はりんご園の冬支度、天気が悪ければ倉庫 にて選果の日々が続きます。 りんご…

八甲田山、初冠雪

こちら青森県津軽地方では朝晩の冷え込みが厳しく、昨日は八甲田山で初 冠雪となりました。ここ数日、“王林”の選りもぎ、“サン北斗”、“シナ ノゴールド”と収穫をしていますが、昨朝は冷たい雨で指先がかじかみ、収 穫も選果も捗りませんでした。 (10月28日の…

中生種りんご、収穫中

10月に入り、“早生ふじ”から始まった中生種のりんご収穫作業が、毎 日の様に続いています。その合間に、“サンふじ”の着色管理を行っている といった状態です。 本日は、“シナノスイート”というりんごを収穫しました。 妻と二人で植栽したりんご樹たちも、…

中生種、収穫間近!

昨日は“世界一”の実回し、一昨日は“シナノスイート”の着色管理、そ のまた前日は“早生ふじ”の実回しと、中生種の収穫が間近となってきまし た。 (実回しを終え、収穫を待つのみの“早生ふじ”)今年産は特に着色が良好で、熟度の進みも多少早めの様です。 うち…

ひと月早く、“ふじ”を味わう

上記写真は、お借りしている園地に植えた“ほのか”という品種です。 9月最下旬から“早生ふじ”の収穫が始まります。“早生ふじ”とは、ふじ の枝変わりから生まれ、本来のふじよりも約1ヶ月早く収穫出来るりんごた ちです。系統により“やたか”や“昂林”、“弘前…

実りの秋

現在りんご園では、中生種の着色管理真っ最中です。周辺の田んぼからは 稲を刈り取るコンバインの音が聞こえてきて、実りの秋を感じています。 今時期になると、ネットで見つけたと、県外からのお客様が急においでにな られる事もしばしば。先日は佐賀県や大…

“サンつがる”、1回目でほぼ収穫

朝晩は肌寒さを感じる津軽地方。おかげでりんごの着色は近年で最高で す。土曜日曜と、早生品種の定番“サンつがる”を収穫しました。 1回目の選りもぎでほぼすべてを収穫できた事は、これまでにありません。 熟度もバッチリ、欲を言えば硬度の面で、もう1日…

2014年産りんご、上々の仕上がり

一昨日、昨日と、“未来ライフ”2回目の選りもぎを行いました。今年産 はこのりんご最大の欠点である“ツル割れ”障害果が、幸いにもあまりない 様な気がします。今のところ200箱ほど収穫して数箱程度です。一番の要因 は天候で、収穫期に雨が多いと“ツル割れ”…

“未来ライフ”収穫・発送

朝晩めっきり涼しくなった、青森県津軽地方。この寒暖の差のおかげか、 早生りんごの着色はすこぶる良好です。 27日は“未来ライフ”というりんごを収穫しました。 小ぶりなりんごを丸かじりして味見をしましたが、パリッとした食感で、こ の時期のりんごと…

秋の装い

8月の入ってから、まとまった雨の日が多い青森県津軽地方。昨年秋の大 雨で崩れた山の法面が、再び崩れてしまった個所も見受けられます。幸い人 命に関わる様な被害が無いのが救いです。 ねぶた祭りが終わり盆に入ると、朝晩めっきり涼しくなった気がします…

長野県へ研修旅行

りんご栽培ではその生育に合わせて様々な作業を行いますが、夏と冬は農 繁期である春・秋に比べ、多少ですが時間に余裕が持てます。夏はちょうど ねぶた祭りの頃にあたります。 先週6、7日と2日間、比較的時間の融通がきくこの期間に、長野県へ研 修旅行…

赤みを帯びてきた、(極)早生りんご

こちら青森県津軽地方は、梅雨も明け30℃前後の日が続いています。 さて、現在のりんごの生育状況ですが、8月中旬から収穫の“恋空”という 品種が赤く色づいてきました。 今年は今のところ、生育が少し早めの様です。大きめのですと75ミリほど です。 鳥…

第58回全国りんご研究大会in青森

こちら青森県は昨日梅雨明けとなった様で、平年並みだそうです。これか ら県内各地でねぶた(ねぷた)まつりが開かれ、青森の短い夏のピークを迎え ます。 さて、先日24、25日の2日間にわたり、第58回全国りんご研究大会が地元 青森県で開催されました。青森県…

十和田湖、魅力再発見

先日20日は、朝りんご園を見回った後、家族3人で一泊の小旅行へ出かけ てきました。春の農繁期の慰労と、来月から始まる収穫への景気づけで、今 年は近場の十和田湖へ。自宅から1時間半ほどです。 十和田湖は、津軽地方の小中高生の遠足先やキャンプ地とし…

りんご栽培競技会、王林第3位

22日は表彰があると言う事で、仕事の合間JAへ行ってきました。当JA 津軽みらい農協では、毎年今頃、前年産の中晩生種の販売精算報告会があり あわせてりんご栽培競技大会の表彰も行われます。りんご栽培競技大会とは 一定以上の箱数をJAへ出荷した生産…

傾斜園

まるでサウナの中にいるかの様な、蒸し暑い日が続く今日この頃。りんご 園では仕上げ摘果の真っ最中です。今週で終えたかったのですが、りんご樹 冠内への採光性と風通しを考えて、不要な枝を切り落とす通称“バヤ切り” 作業、またりんごの生育に伴い枝が垂れ…

Gショック、新たに購入

心配していた台風8号ですが、幸いこちらには影響が無くほっとしていま す。10日には丸一日雨となりましたが、土砂くずれなどの被害もないよう で、りんご園にはちょうど良い雨となりました。 雨天を利用して、雑用を足すため弘前市へ。その中の一つが、腕…

ぶどう?

昨日は、8月下旬収穫の“未来ライフ”というりんごの仕上げ摘果を行い ました。肥大も進んできたので、特に台風で枝が欠損しない様に、支柱を入 れたり紐で吊ったりしながらの作業です。 ちょうど自分が一人で実すぐりを行った個所に突入。私もプロとして、1…

仕上げ摘果の重要性

台風8号の進路を注視しながら、当園では仕上げ摘果を行っています。仕 上げ摘果とは、1回目の実すぐりで見落とした個所や、果実の肥大に伴い品 質の良し悪しがはっきりしてくるので、変形果やツルの細いもの、ツルもと のくぼみの浅いもの、葉数が少ないも…

新植園の品種構成は

昨日は青森市内で行われた、親戚の結婚式へ出席して来ました。今月下旬 に『第58回全国りんご研究大会』が青森県で開かれるのですが、その会場と なるホテル青森、孔雀の間で、昨晩の結婚式も行われました。ゆったりとし た会場で美味しいお酒を飲み、幸せな…

田舎館村田んぼアート 2014

先日2日の日は、袋かけ作業も終わり一段落したので、久しぶりのオフで 家族で日本海の方までドライブしてきました。途中、田舎館村の田んぼアー トを見物。今年で22回目を数えるそうで、知名度は今や全国区ではないで しょうか。お城をモチーフとした田舎…

刺激的な園地視察

早いものでもう7月。6月は日照時間が平年並みでありながら、雨量は平 年より多く、りんごの肥大はとても順調に進んでいます。昨日でりんごの袋 かけ作業が終わり、仕上げ摘果へと移りました。 さて、先日のりんご剪定士研修では、2日目は園地視察を行いま…

5年目のワイ化園

当園ではりんご畑が数ヵ所に点在しているのですが、こちらは水田を転作 してワイ化樹を植えた園地です。私が結婚した2010年に、妻と二人で植えた りんご樹たちです。 因みに植えた当時の様子はこちら。 2年連続の雪害では多くの枝が欠損しましたが、ようや…

りんご袋かけ最中の、剪定士研修

梅雨の中休みといった今週、当園ではりんごの袋かけ作業を行っていま す。 (金星)りんごの幼果一個一個に袋をかけていくのですが、袋をかけない無袋栽培に 比べて、1枚あたり4円前後のコストと労力がかかります。病害虫から果実 を守るために始まった袋か…