新植園の品種構成は

 昨日は青森市内で行われた、親戚の結婚式へ出席して来ました。今月下旬


に『第58回全国りんご研究大会』が青森県で開かれるのですが、その会場と


なるホテル青森、孔雀の間で、昨晩の結婚式も行われました。ゆったりとし


た会場で美味しいお酒を飲み、幸せな一時となりました。


 さて、りんご園では主に仕上げ摘果を行っていますが、苗木の管理などや


る事はたくさんあります。苗木は雪につぶされない様に、強い側枝を取りの


ぞいてあげ、なるべく早く上へと伸ばしてあげます。

上記写真は、今年の春に新植した園地です。ワイ化樹と丸葉樹、合わせて約


500本の苗木たちです。先輩方や妻の友達も来てくれ、やっとの思いで植


えました。その後も干ばつのためスプレイヤーで水をやったりと、無事に育


ってくれるか心配でしたが、ようやく根付いた様子です。


60アールほどの園地なのですが、品種は早生種と中生種のりんごたちで


す。我が家に限らずりんご農家のほとんどが、品種構成において“ふじ”の


割合が70%以上だと思います。もちろん味が良いし、日持ちもし長期販売


出来るので“ふじ”が圧倒的なのも当たり前なのですが、収穫が11月の晩


生種のため、自然災害のリスクも高くなります。そのリスクを減らすために


も9月収穫の早生種、10月収穫の中生種の割合を増やす計画です。とりあ


えず“ふじ”の割合50%が目安です。