2013-01-01から1年間の記事一覧

2013年産りんご、総評

早いもので、2013年も残りあとわずかとなりました。今年は自分がり んご栽培を始めて以来、最も厳しい環境だったといっても、過言ではありま せんでした。 2年連続での豪雪による、りんご樹枝の欠損。春には観測史上2番目となる 開花の遅れ。追い打ち…

青森県りんご品評会、銅賞

昨日は断続的に雪が舞う初冬らしい天気の中、午前中はチビッ子のおゆう ぎ会があり、妻と二人で保育園へ。最近は多忙で疲れ果てていたので、チビ ッ子たちの一生懸命な歌やダンスに癒されました。 その後、弘前市まで青森県りんご品評会へと出かけました。 …

繁忙な11月、あっと言う間

早いもので、気づけば師走。一年で最も忙しい11月があっと言う間に過ぎ 去った感じがします。先月下旬は特に忙しく、主に選果・荷造り、その合間 を縫って雪が積もる前にとりんご園の冬支度、時々病院で点滴という日々で した。 りんご園では早生種の落葉が…

支会りんご一箱品評会、連覇は?!

本日午前中、当地区のりんご一箱品評会が行われました。支会員は15人ほ どですが、南八甲田の麓の山間に位置する当地区はりんご栽培が盛んで、規 模はそれぞれ違いますが、全戸数の7割弱がりんごを生産しています。 そんな強豪ひしめく中ですが、今年産も金…

チビッ子たちにも

現在、倉庫内で選果作業をしながら、同時にご注文いただいておりますり んごの荷造り作業も行っております。今週中にはお届けいたしますので、楽 しみにお待ちください。 さて最近我が家のチビッ子は、離乳食としてすりおろしたりんごも食べて います。 りん…

雪上りんごもぎ

今週始めの初雪が予想外の大雪となったおかげで、りんご園の雪は消えず 未だ真っ白な状態です。平場でもタイヤの運搬車では走る事が出来ず、キャ タピラタイプの運搬車を使用。 雨が降った昨日は、雪と相まった草によりハシゴが滑るため、慎重さを要し 作業…

雪害に始まり、雪害で終わるとは…

一昨日11日から降り続けている雪は昨日も断続的に降り積もり、今朝は 真冬の景色となりました。長靴が埋もれてしまうほどの積雪です。自宅の雪 片づけも早々に、りんご樹たちが心配で畑へ急ぎました。 たわわに実っているりんごに雪の重みで、やはり枝が欠…

収穫の喜びと過酷さ

現在当園では、サンふじ収穫真っ最中です。今年も収穫期に入るとぐずつ いた天気が多く、昨日は初雪となり、雪が降りしきる中での収穫となりまし た。指先がかじかみ、時折ストーブで温めながらの作業です。バイトさん達 もがんばってくれ、200箱近くコン…

山選果風景

今月2日より、“シナノゴールド”、“王林”と収穫中です。 因みに履いている手袋は、カラーチャート手袋と言って、一目で黄色りんご の収穫の目安が分かるすぐれもの。選りもぎ時に役立ちます。 今年はりんご全般に熟度が遅れていて、“王林”は平年だと10月下…

りんご、順次発送中

今月中旬、岩木山と八甲田山で初冠雪となりました。気づけば紅葉も進ん でいて、来月になると里にも雪が降ったりします。 (自宅裏山) 昨日は、前日に収穫した分の“サン北斗”と、冷蔵庫に保管しておいた “紅玉”などの荷造り作業。 山選果と言って、りんご園で…

“実回し”

現在りんご園では、果面全体に日光を当ててやるべく、“実回し”という 作業を行っています。 果実を半回転ほどさせてあげると、これまで日陰だった部分にも日が入るよ うになります。一個の同じりんごでも、陽光面側の方が糖度が高くて美味し いです。“葉とり…

台風26号、接近中

現在台風26号が接近中の青森県。収穫間近のりんごもあり、気が気では ありません。多少未熟でも、風で落とされて加工用になってしまうよりはマ シと、収穫してしまうのも一つの考え方。その場合、未熟果が流通すると青 森県産のりんごの評価を落として自分…

“サンふじ”着色管理、真っ最中

現在当園では、“サンふじ”の着色管理真っ最中です。周りの園地ではす でに葉とりを終了している所が多いですが、うちでは葉摘みを遅く始めたの で、もうしばらくかかりそうです。葉摘みを行う通常栽培で美味しく仕上げ るためには、早くから行わず、葉を摘み…

“特別栽培農産物”に認証されました

今年産りんごも県より、“特別栽培農産物”(減農薬栽培)に認証されまし た。 取り組んだ当初は順調でしたが、年数を経るごとに病虫害が目立ちます。 いくら減農薬とはいえ、何十年もかけて育ててきた樹が死んでしまっては元 も子もありませんし、極端に病虫が…

台風接近時の選択

心配だった台風24号ですが、りんごの落下は免れないと覚悟していたの で、奇跡的に消滅しホッと胸をなでおろしています。 台風接近となると、見た目の着色だけで収穫してしまうという事があったり します。以前僕もありましたし、昨年は全県的に、黄色品種…

気がかりな台風24号

現在、りんご園では中生種の収穫の最中なのですが、台風24号の進路が 気がかりです。このまま進むと日本海に入り、“りんご台風”と呼ばれる平 成3年の台風19号と同じコースです。当時はまだ小学生でしたが、家の屋 根が飛ばされ、道路の電柱が倒れている…

“いぼり”

今月3日より、早生ふじの“昂林”というりんごの選りもぎを開始しまし た。 今年産は、近年で最高の仕上がりです。玉伸び、着色ともに良いです。そし て、“いぼり”!“いぼり”とは、果実の表面の凹凸です。手で触れば分か りますし、今年産の“早生ふじ”は、見…

期待の中生種

今年4月より、長野県で育成された“シナノドルチェ”というりんごが、 青森県でも栽培が出来るようになりました。 9月下旬ころから収穫出来るりんごで、“サンつがる”と“早生ふじ”の間 を埋めるであろう期待の中生種です。肝心の食味はというと、果肉が硬めで…

“早生ふじ”収穫間近

上記写真は“昂林”という早生ふじ。現時点で10月3日頃の収穫を見込ん でいます。また、他の中生種も着色、熟度が進んできています。 下記写真は“紅玉”。10月10日頃からの収穫になるでしょうか。 ご注文いただいているお客様、もう少しお待ちくださいませ。

“特栽”現地確認

昨日は県の職員の方2人が当園まで来られ、青森県が認証する減農薬栽培 である“特別栽培農産物”の現地確認が行われました。 施肥や薬剤散布記録等の書類作成も大変ですが、データを蓄積し少しでも品 質の高いりんごを栽培しようと考えると必要な事です。 栽…

万年支柱

現在は中生種の着色管理を行っています。そして同時に、りんごが肥大し て垂れ下がってきた枝に支柱を入れていきます。当園では樹齢40,50年クラ スの大きな樹たちが多く、りんごの重みで主枝が欠けてしまう事がありま す。そうなった場合、りんごがダメにな…

癒しの一時

朝晩めっきり寒くなり、ストーブが恋しくなってきた今日この頃。それで も日中は25℃前後まで上がるので、寒暖差で体調を崩さない様に気をつけ たいと思います。 さて9月より、我が家のちびっ子は近所の保育園へ行っているのですが、 先週末運動会が開かれ…

台風18号の爪跡

16、17日と降り続いた雨は、津軽地方のりんご園にも甚大な被害をも たらしました。幸い風の影響はほとんど無かったのですが、バケツをひっく り返した様な雨が2日間続いた結果、山間の当地域ではいたるところで土砂 崩れが発生! 農道に倒れた雑木によ…

台風に備え

昨日は一日中強い雨が降りしきる中、収穫用のコンテナをりんご園へ運ん だり、りんごの重みで垂れ下がってきた枝に支柱を入れる作業を行いまし た。今朝も雨ですが、“サンつがる”の3回目の収穫です。台風18号の進 路が気になりますが、収穫出来るりんごは…

りんごシーズン、到来

9月5日に今年最後の薬剤散布を終了しました。果実の表面に薄墨を塗っ た様な病斑を生じ、外観を著しく損なう“すす斑病”対策の殺菌剤で、減農 薬栽培でも重点防除の一つです。 その後、看板を設置。 いよいよ本格的に、りんごのシーズンが始まります。

2013年産りんごのご案内、発送

こちら青森県津軽地方は、朝晩めっきりと涼しくなり、昼間は25℃ほど と、屋外で作業していてちょうど良いくらいです。昼夜の寒暖差で、りんご の着色も順調に進んでいます。 現在、早生りんごの収穫と中生種の着色管理真っ最中。 そして少し遅くなりました…

“サンつがる”選りもぎ

いよいよ昨日より、早生の主力品種“サンつがる”の収穫です♪ 熟したものより順次選りもぎ・発送を行っておりますので、ご注文いただき ましたお客様は楽しみにお待ちください。

“未来ライフ”選りもぎ

8月29日より3日間にわたり、早生りんご“未来ライフ”の選りもぎを 行いました。 早生品種の中では、ジューシーで甘酸のバランスが良いりんごです。 ただ、ツルもとに亀裂が入り、ひどいものはそこから2つ3つに割れてしま う“ツル割れ”の発生が多く、家…

2013年産、初収穫♪

今年度産より3kg箱導入等、サービス、付加価値維持向上のため、また資 材、運賃の上昇も考え合わせた価格改定、それに伴うホームページリニュー アルのため、ご迷惑をおかけし申し訳ございません。“サンつがる”収穫前 には今年度産のりんごのご案内を出来る…

極早生りんご、色着き始める

こちら青森県津軽地方は、連日の真夏日。全国では40℃越えの地点もあ り、炎天下での農作業は体調管理が重要です。比較的涼しい朝晩に、刈払い 機での草刈り等、体を動かす仕事をこなし、日中は園地を見回り、りんごが 肥大するにつれて垂れ下がってくる枝…