万年支柱

 現在は中生種の着色管理を行っています。そして同時に、りんごが肥大し


て垂れ下がってきた枝に支柱を入れていきます。当園では樹齢40,50年クラ


スの大きな樹たちが多く、りんごの重みで主枝が欠けてしまう事がありま


す。そうなった場合、りんごがダメになってしまうのはもちろん、新しい枝


に更新するなどしてりんごがなり込むまで、長い年月を要してしまいます。


そういう最悪の事態を防ぐために、今年古い小屋を解体した時にでた柱十数


本を、万年支柱として、大樹の主枝に入れています。


肥大したせいで枝が欠けてしまっては、元も子もないですから。近年の豪雪


の対策にもなり、こまめに支柱入れを行いたいと思います。