22日は表彰があると言う事で、仕事の合間JAへ行ってきました。当JA
津軽みらい農協では、毎年今頃、前年産の中晩生種の販売精算報告会があり
あわせてりんご栽培競技大会の表彰も行われます。りんご栽培競技大会とは
一定以上の箱数をJAへ出荷した生産者の中で、一箱あたりの単価が高い方
を表彰するもので、対象品種は、サンふじ、有袋ふじ、ジョナゴールド、王
林の4品種です。この表彰は数年前に始まりましたが、りんご農家の生産意
欲の向上につながる良い制度だと思います。
今回私は、王林で第3位という事でした。
正直、宅配で特選クラスを出荷するので、JAさんのこの競技会で入賞する
とは意外でした。単純にうれしいですが、要因をつきつめて考えてみると、
品質のばらつきが少なく総じて高品質だったのではないでしょうか。その裏
にはやはり、仕上げ摘果、通称2番すぐりの重要性があると思います。この
仕上げ摘果で、いかに樹上選別出来るか、こまめに支柱入れや枝吊りをやる
か、この暑い最中汗をかいた分だけ品質向上へとつながります。
私もそうですが、りんごの味を重視し販売していますが、客観的に評価しに
くいと思います。今回のこの様な入賞は、高品質りんごの客観的な評価の一
部になるのかなとも感じ、新たに2番すぐりをがんばろうという気持ちにな
りました。