昨日より弘前ねぷた、本日より青森ねぶた、平川ねぷたが運行され、夏ま
つり真っ盛りの青森県津軽地方。そんな中の昨朝、産地市場にて2015年産り
約3,000箱の上場だそうで、青りんごの“夏緑”、赤りんごの“花祝”が主
な品種です。まれに18,000円の値がついたものもありましたが、概して“夏
緑”の上実で3,000円前後、“花祝”の上実で5,000円前後といった所でし
た。少しですが“しおりの詩”と“恋空”という赤りんごも上場されていま
上記写真の2品種とも、無理をして早く収穫した印象があり、あまり良い値
ではありませんでした。極端な早もぎをしても良い値がつかないという、市
場からのメッセージなのでしょう。ただ、早生種は比較的日持ちが劣るた
め、完熟で収穫すると消費者の口に入る頃には軟くなってしまいます。従っ
て硬度重視で収穫する必要があります。早過ぎず遅過ぎず、収穫適期を見定
めるのが早生種のポイントです。