本日、りんご生産者の団体である「青森県りんご協会」の一支会である
品評会とは基本的に、りんごの色、形、大きさの揃い具合で評価し、基本
的に32個一口で審査されます。我が支会の様に一箱(約54個)での審査は
珍しいかもしれません。また個数が多くなると、揃えるのも難しくなりま
す。
品評会用に、りんご園での山選果の際、ぱっと見で330〜380グラム
のサイズで着色、形ともに良いものを別にしておきます。あまり気をとらわ
れ過ぎると山選果が捗らないので、だいたいです。今年は最終的に数箱にな
りました。
次に品評会前日、仕事の合間を縫ってですが、倉でりんごの座り具合(り
んごを水平な所に置き、ぐらつくことなくまっすぐどっしり立つか)と重さ
で、第二次審査を行います。これで数箱あったものが、一箱と15個ほどに
絞られました。
そして品評会当日朝、座敷に並べて、色味のバランスをみて一箱に絞りま
同じ“サンふじ”でも、系統により、縞が入るものから深紅に着色するもの
まであります。それぞれ最高の着色でも系統が違うものが交ざると、逆に不
揃いになります。極端に着色が良すぎるものを省いてあげると、揃いが良く
なったりします。
少し系統が違うものが交ざりましたが、どうにかこうにか一箱完成!そし
て出品。審査員には、りんご協会から工藤貴久さんという方が来られまし
た。以前工藤さんりんご園にお邪魔した事もあり、まさにりんごのスペシャ
リストという方なので、どのような評価をいただけるか、ワクワクしながら
審査の様子を眺めていました。
花巻地区はりんご栽培が盛んですが、そんな粒ぞろいの中での受賞、とても
光栄でうれしいです♪今夜の打ち上げでは、美味しいお酒が飲めそうです。