今日の青森県津軽地方は、本格的な冬を思わせる様な冷え込みと吹雪でし
た。今年は“サンふじ”の収穫時に悪天候が続いた事、また有り難い事にメ
ールやファックス、お電話でたくさんのご注文をいただき、うれしい悲鳴と
いった所で、りんごの選果やりんご園をはじめとする冬支度が遅れ気味で
す。一昨日、昨日と比較的天気が良かったので、苗木の雪とネズミ対策をし
っかりし、りんご園から看板を片付け、店じまいならぬ畑じまいをしまし
た。まだ片付けが残っているので、根雪にならないでほしいです。
さて、今日は吹雪の中、雑用を足した後、弘前で行われている青森県りん
ご品評会を見てきました。やはり県規模の品評会となると、レベルが違いま
す。上位入賞のりんごたちは、色・形ともにあまりにもきれいで、つくりも
のかと思うほどです。
僕は今年も、「葉とらずふじ」の部門へ出品しました。ドキドキの審査結果
銅賞!!金銀には及びませんが、ようやく入賞できました♪来年はさらに上
を狙いたいです。
因みに「葉とらずふじ」の部門は、「サンふじ」部門より、出品数が少ない
ため、入賞は狙いやすいのかもしれません。出品数が少ない理由としては、
葉とらず栽培をしても、まだまだ引き受けてくれる所は少なく、基本的に市
場やJAなどでは、葉形がついていると色ムラとなり、等級が下がってしま
います。見た目より食味を重視した栽培をしたとしても、まだまだ販売先が
少ないため栽培量も少なく、出品数も少ない事になります。
僕も地道に“葉とらずふじ”の宣伝をし、今年は特に大好評です。県や業者
さんにももっと宣伝していただき、“葉とらずふじ”の普及拡大に努めてい
ただければと思います。
下の写真は審査のために並べられた“葉とらずふじ”と、展示の様子です。
品評会に出品せず自分で販売してしまった方が良いという先輩もいますが、
りんご協会さんにはお世話になっているし、品評会へ出品する余裕というか
遊び心を持っていたいものです。