木村秋則さんの講演を聞いて

 天気は良いものの、今日も相変わらず寒い一日でした。午前中は、彼岸の


入りと言う事で、まだ雪深い墓地へと墓参り。それから親戚のお見舞いへ。


 そして午後からは、地元で開催された、“永続性環境保全型農業シンポジ


ウムin黒石”へ参加して来ました。会場には県内外を問わず、250人ほど


が集まりました。


最初に、自然栽培で有名な木村秋則さんによる「自然栽培が目指す環境保全


型農業」という基調講演があり、続いて木村さんも含めたパネラー5人での


「自然栽培の現状と課題」というパネルディスカッションが行われました。

以前にも木村さんの講演を聞いたり本を読んだりしているので、特に新しい


“気づき”を得られませんでしたが、自然栽培を一過性のブームではなく、


しっかりとした技術として確立させ、いかに普及させられるかが課題な気が


します。そして、自然栽培や有機栽培は手間がかかり、病害虫などのロス分


など価格を高くせざるを得ないのかもしれませんが、多くの人が日常的に購


入できる値段へと変わってくると、それが自然栽培や有機栽培が普及してき


たという証明になるのではないでしょうか。