昨日、八戸からわざわざ、“葉取らずりんご”が欲しいという事で、お客
様がおいでになりました。予想以上のお問い合せやご注文に、驚きと感謝の
気持ちでいっぱいです。
(多少の色むらが、“葉取らずりんご”の証でもあります)
“葉取らずりんご”とは、だいぶ認識もされてきていますが、果実全体に色
をつけるための“葉取り”という作業を行わないで栽培したりんごです。葉
で養分がつくられ果実に運ばれるので、味を考えると、葉を取らない事は、
理にかなうのではないでしょうか。
また、食欲をそそるりんごの赤い色も、重要だとも思います。ですから、葉
を取らない代わりに、“実回し”をしたり反射シートを敷いたりしていま
す。
販売面に関しては、一部の業者さんと、一部の農協さんで少し扱っている
という状況です。現在、“葉取らずりんご”の市場は形成途中なので、今は
ブログなどのいい素材もあるので、個人でもどんどんPRしていきたいで
す!そして最終的には、葉を取らず、自然に近い、“そのまんまのりんご”
が主流になってくる事でしょう。だだ、葉を取らないりんごはすべて美味し
いわけではありません。枝が込んでると太陽が当たらず味が劣りますし、樹
の結果部位によっても味がばらつきます。厳格な選果基準を決めて、ブラン
ド化を目指して臨んでいかなければと思います!