今日は小雨の中、花巻りんご支会という団体で、優良りんご園地の視察に
行って来ました。最初は広船の長尾さんと言う方の園地へ。「トキ」という
品種の30アールのわい化園で、樹勢が絶妙で、園地に合った台木選びや剪
続いて、前りんご協会会長の木村徳英さんのりんご園へ。車で側を通る度に
変わった仕立て方が目を引き、いつか近くで見たいと思っていたので、とて
も楽しみでした。
変わった仕立て方とは、りんごの樹自体を左右交互に、斜めに誘引した形で
反収をあげる、面積あたりの収量をあげることは、狭い土地を有効に使う観
点から重要で、りんご栽培でもいろいろ新しい仕立て方が考え出されていま
す。
木村さんの仕立て方は、慣行のわい化栽培と同じくらいの反収だそうです。
しかし、樹を斜めに誘引することによって日光の投射がよくなり、りんごの
品質が向上し、また、樹勢を抑えるなどのメリットがあります。デメリット
としては、資材代が慣行のわい化栽培より高くつきます。
来年は僕もわい化の樹を植える予定ですが、今日は大変参考になりました。