最近は下記2冊の本を読みました。
ジャパン・クライシス:ハイパーインフレがこの国を滅ぼす (単行本)
- 作者: 橋爪大三郎,小林慶一郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2014/10/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 副島隆彦
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2013/10/17
- メディア: 単行本
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現在、日本国の借金は1千兆円を超えています。そして少子高齢化にともな
い歳出は増えるばかりです。国家の収支を家計に例えると、400万強の収
入で毎年1000万円の暮らしを送っている様なものです。当然破たんは目
に見えています。自治体や国家ですら、債務不履行、経済破綻が心配される
状況です。“ジャパンクライシス ハイパーインフレがこの国を滅ぼす”と
いう本は、社会学者の橋爪氏が経済学者の小林氏へ、この状況の打破に向け
て鋭い質問や意見を投げかける形となっています。これにはやはり、収入を
増やし支出を減らしていくしかなく、各種増税、こちらの本では消費税3
5%、社会保障費のカットとなります。これからはこれらの度合いが増して
くるのは間違いないと思います。現在の財政状況や政府の対策を見ると、イ
ンフレ、円安が進んでいますが、りんご農家として中長期的な視点んで、栽
培品種は輸出に向いたものを選んだほうが有利かな、などと考えたりしま
す。危険水域を超えたら、りんご栽培自体がどうなるかすらわかりません
が…。財政再建は、国際通貨基金の様な外圧がないと無理なのかもしれませ
ん。各種増税、社会保障費のカットが見込まれる中、これからの農業経営や
社会保険料など、色々頭を悩ませます。