雹ニモマケズ

 7月8日正午頃の降雹によるりんごへの被害状況が、だんだん明らかにな

ってきました。我が黒石市、隣りの平川市などの一部だけだそうで、黒石市

に関しては、被害は市全体の1%くらいだそうです。弘前などは全然大丈夫

らしく、青森県のりんご産業からみると、被害はかなり限定的との事。

一昨年の全県的降雹被害でりんご生産者は疲弊し、そしてまた今回…

我が地区周辺は約10%の被害で、落胆とやり場のない怒りが入り混じった

複雑な感情です。

りんごは基本的に露地栽培なので、雹や台風などのリスクを考慮して経営を

考えないといけません。具体的には、事前に果樹共済に加入したり、事後的

には販売に力を入れる。そのためには普段から販売チャネル拡大を目指して

プロモーション活動をする。そして技術的には、剪定時に枝を多めに配し葉

っぱで果実への被害を軽減する。

これからのりんご栽培は、雹や台風を前提にした経営が必要です。