青森県りんご品評会、金賞!!

 12月3,4日、弘前中央青果㈱において、第70回青森県りんご品評会が開催


されました。330〜380グラムのりんご32個を出品し、着色、形の良さはもち


ろん、その揃い具合で評価されます。さらに糖度も重要で、いくら着色、形


が良くても、既定の糖度以上ないと落選となってしまいます。

(津軽各地から集まってくるりんごたち)

今年は“葉とらずふじ”部門で入賞期待していたのですが、残念ながら入賞


ならず…。

(葉とらずふじ)

来年こそはです。


そして何と、一番のメインである“サンふじ”部門で、まさかの金賞をいた


だきました♪

県の品評会は、津軽地方一帯からりんごが出品され、入賞すらなかなか難し


く、金賞となると5%ほどの狭き門。りんごを栽培する者にとっては、この


様な評価をいただき、大変光栄です。これに驕る事なく、来年も高品質のり


んご目指してがんばります。

支会りんご品評会、優勝!

 昨夜から降り出した湿った雪で、今朝は一面真っ白!


くるぶしが隠れるくらいの積雪です。ようやく昨日22日ですべてのりんごの


収穫を終えたばかりで、りんご園の冬支度がまだ出来ていません。りんごの


荷造り・発送作業とバランスをとりながら進めて行かなければ。


 さて21日に、毎年恒例の花巻支会のりんご一箱品評会が行われました。

当地域は、兼業も入れると8割くらいは、多かれ少なかれりんご栽培をして


います。そして専業となると、栽培面積の規模もさることながら、百戦錬磨


の先輩方ばかり。因みに私は、りんご栽培歴は割と長いのですが、今でも一


番の若手です…。出品されたりんごたちは、どれも粒ぞろい。そんな中です


が、おかげさまで優勝する事ができました!

今年は、いつも以上に気合いが入ってました。と言うのも、以前保育園の運


動会の徒競走時、息子が一番のびりっケツだったのですが、「みんなが一


番」と平和主義的な事を笑顔で言ってたのですが、私は「なんでも一番を目


指さないと!」という話をしました。それを妻に、「だったら品評会で一番


になって見せたら」と言われ、激励というかプレッシャーに。そんな事もあ


り、有言実行できて胸を撫で下ろすとともに、今年産のりんご栽培に携わっ


てくれたすべての方々に感謝です。ありがとうございました!!

日本全国、いってらっしゃい♪

 おかげさまで当園では、昨日22日をもって、すべてのりんご収穫作業を終


える事ができました。雪での収穫中断や、娘の発熱など私情で予定していた


より発送が遅れるなどして、大変ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでし


た。


妻にも指摘されましたが、来年産からは、発送日ではなく着日の見込みをお


知らせする様にいたします。もっとお客様の視点に立たないとダメですね。

りんご樹も黄葉

10日過ぎの“葉とらずサンふじ”の収穫のあたりから、ようやくりんご樹の


黄葉が進み、冬に向けこれから落葉が一気に進んでくる事でしょう。落葉が


進んでいない状態でまとまった雪が降ると、重みでりんご樹が欠損してしま


うので、あまり積もらない事を祈るばかりです。


りんごの荷造り・発送、りんご園の冬支度に加え、秋肥もやる予定です。

魚が原料の有機質100%です。芳醇な香りに、思わず魚介系のラーメンが食


べたくなるほどです。アミノ酸はうま味や糖度に関係している様ですが、中


でも魚が現時点でベストです。着色管理も、比較的容易です。目の回る忙し


さの中ですが、秋に施肥をやれるかどうかも重要なポイントかもしれませ


ん。

人財

 2016年産のりんごも無事収穫を終える事ができましたが、家族はもちろん


ですが、やはり何といってもバイトさん達の力が大きいです。秋のりんご園


での作業は主に、葉摘み、実回し、収穫といった感じなのですが、どれも人


の手で1個1個のりんごに数回手をかけてあげます。マンパワーが重要です。


どの業種でも人手不足が言われていますが、りんご園での作業員も然り。


社会保険をかけてあげる事ができない分時給は比較的高めにと、自分がりん


ご園にバイトとして行くんだったらという立場で常に考えています。もちろ


んトイレ、休憩スペースなども必要だと思います。露地栽培の宿命で、悪天


候時でも作業を行わざるを得ない事が多々ありますが、そんな中でもなるべ


く快適に作業が出来るように環境を整える事が大事。バイトさんはりんご園


を支えてくれる“たから”、人財ですから!


 秋期もバイトさんに恵まれました。若い男の子はヤリが降らない限り休ま


ないといった感じで、とてもがんばってくれました。自分よりも一回り下の


子が来る事も多くなり、自分も歳を感じます。ジェネレーションギャップを


楽しみ、他の職業の方のお話を聞くのはとても刺激的です。


かなり前の新聞記事ですが、りんご収穫ロボットの話題が載ってたのです


が、りんご樹、特に丸葉という大きな樹は、千差万別。トマトなどの野菜は


もうあるのかな?りんご樹の収穫ロボも、まずは比較的樹形が揃ったワイ化


から導入されると思いますが、それでもまだ数年先の事でしょうし、普及す


るまでとなったら10年以上先かもしれません。

それほど果樹は、手間暇がかかるという事が言えます。


 先日夕方、居酒屋にて慰労会。基本的に作業着姿しか見る事が無いので、


何か新鮮な感じがしました。(笑)

“サンふじ”、“葉とらずサンふじ”他、20日発送いたします!

 11月の“サンふじ”収穫期に入ってからは、雨、雪、風と連日の悪天候


きで、なかなか思い通りに収穫が進みませんでしたが、予定の数日遅れでだ


いたい収穫を終える事ができました。そして選果もある程度終え、20日には


りんごを発送いたしますので、ご注文いただいておりますお客様、もう少し


お待ちくださいませ。


 こちら青森県津軽地方は、11月6日に初雪を、9日には積雪を観測し、2日


ほど収穫中断を余儀なくされました。積雪によるりんご樹の欠損が心配で、


9日は降雪時も収穫を行ったのですが、午後になると雪が強まり、果実が雪


で覆われて選果が出来る状況でなくなりました。


(9日午前)
      ↓



(9日午後)

翌日は雪に覆われ、収穫を断念。

(10日)

連日の雨雪で、りんごに泥がつかない様に、かなり気をつかいます。


 雪のため収穫が遅れたものの、りんごの糖度はアップしたはずです。“金


星”、“葉とらずサンふじ”も収穫を無事終える事ができました。


(葉とらずサンふじ)

残り希少品種の収穫が半日ほど残っていますが、20日発送のため、今度は連


日の荷造り作業となります。


ご注文いただいているお客様、りんごが届くのを楽しみにお待ちください。

“北斗”、お待たせいたしました

 ここ数日、有袋ふじ、北斗、王林、シナノゴールド、サンむつ、星の金貨


と、怒濤の収穫でした。


日中の収穫作業と夜の選果のため、お客様にすぐに対応できない場合もあり


ご迷惑をかけ大変申し訳ございません。


“北斗”は明日31日までに発送いたしますので、もう少しお待ちくださ


い。“王林”も近日中に発送いたします。

(収穫時の選果場の風景)