支会品評会、3位入賞

 ついに週間天気予報で、来週水曜日以降雪マークがつきました。すぐに根


雪にはならないと思いますが、手がかじかんだりと作業効率も悪くなるので


りんご園地の冬支度をそれまでに終えたいものです。

上記写真は一昨日19日、当園で一番標高の高い園地の冬支度を、妻と二人で


行った時のものです。


 さて、昨日は毎年恒例の花巻りんご支会「一箱品評会」が行われました。


りんご園での山選果時に寄せておいた約8箱から倉庫にて一次選抜。規格か


ら大き過ぎるものや小さ過ぎるもの、斜形果や着色むらがあるものなどを退


けていきます。因みにこの8箱は約1,000箱中です。1%にも満たない


です。さらに3箱に絞られたりんごたちは、座敷にて最終選抜。

あとはりんご1箱分(約54個)、色を合わせていきます。色が極端に濃すぎ


るものを外していき、最終的なバランスを見ます。


 当日は13点が出品。

結果は、3位。系統が良いりんご樹が揃っている先輩がいて、その方は1位


の常連なのですが、やはり着色で敵わず。しかし、審査員の方にはりんごの


揃いが一番良いと言っていただけたので満足です。


系統の良い樹が揃っている方からりんごを購入して、品評会で好成績を収め


た方が販売にも結び付くぞと冗談で先輩に言われますが、そんな事をしたら


ナンセンス。遊び心をなくしたら、りんご栽培おもしろくありません!やは


り自分のりんごで勝負する所に意味があると思います。次は12月に県のり


んご品評会があります。“葉とらずサンふじ”と“サンふじ”の出品を予定


しています。


今日は倉庫でりんご荷造り作業。りんご樹の落葉も進み、冬の足音が聞こえ


てきそうな晩秋の1日でした。