こちら青森県津軽地方では、先週後半から断続的に雪が降り、冬へと逆戻
りといった感じです。
さて今年は、基幹園である100アールの園地の剪定を3月初旬で終え、4
0アールの2つ目の園地にとりかかっています。冬期は農家の会合や勉強会
が色々と開かれますが、現場(りんご園)が疎かになってしまうと元も子もあ
りません。地に足のついた栽培をしてこそ、販売や加工と進む事ができると
思います。SNSやブログ等で気軽に情報発信が出来る現代、品質の良い魅
力的なものをつくっていれば、売り込まなくても売れるのではないでしょう
か。現場(りんご園)第一という思いで、今年はこれまで以上にじっくりとり
んご樹たちと向き合う事ができました。枝を一本一本見極めてこまめに鋏入
れを行う事が、持続的な高品質りんごの栽培につながると考えています。
整枝・剪定がりんごの良し悪しに大いに関係し、ひいては収入にも影響しま
す。それ故、“整枝・剪定はりんご栽培の要”と言われます。