青森県りんご剪定士、実技研修

 青森県津軽地方では、道路はアスファルトが顔を出していますが、こちら


山間のりんご園では未だ80センチほどの積雪があります。


 自園の剪定は今月いっぱいで終える事が出来る見通しで、頼まれている園


地の剪定もなるべく多くこなしたいと思っています。そして、昨日より明日


まで3日間、青森県剪定士養成事業2年度目最終となる、実技研修へ参加し


ています。昨日は生憎の雨中の剪定となりましたが、本日は一転青空の下で


行われました。

講師の方々の模範剪定を見てから、各自が割り当てられたりんご樹にとりか


かります。津軽地方の市町村を中心に総勢47人、それぞれの名札が樹につ


けられています。

 私が剪定で心がけている事は、作業性や採光性は当然考慮したうえで、い


かに枝を多く配置するかです。その場合、樹の骨格作りが重要ですが、こち


らの園地では主枝がすでに決まっている成木なので、それを最大限活かして


いかに収量をあげるかという事を考えて臨みました。

上出来の仕上がりです(^_^)


仲間が剪定したりんご樹を見て回ると、なぜあの枝を切り落としたのかな、


または切り落とさないのかなどと思考を巡らせ、りんご樹を見ていて飽きま


せん。


また、近年剪定時に意識している事は、スピード!そう言うと粗末な剪定に


なりがちと言われそうですが、例えば講師の方々が忙しい最中我々の指導な


どもしつつ、自園の剪定を要領よく行うコツみたいなものを、明日最終の意


見交換会で伺いたいと思います。