日本最古のりんご樹

 先日五所川原市へ向かう途中、つがる市(旧柏村)にある“津軽長寿園”


という所へ立ち寄りました。ごく普通のりんご園なのですが、その中に幹が


太く枝を大きく広げた、目を瞠るりんご樹が3本あります。

何とそれらは明治期にりんごの苗木を移入した頃のもので、樹齢130年超


の長寿りんご樹たちです。りんご樹は30年もすれば徐々に樹内が空洞化し


たりするなど植え替え時期を迎えるのですが、太い支柱を何本も入れ、うろ


(“木材腐朽菌”により出来る空洞)にはコンクリートを入れ補強している様


で、大切に管理されていて、県下全般に花芽不足の今年も、しっかりと大き


な実をたくさん着けていました。

りんご樹1本から、30箱前後の収穫がありそうです。幹周りが約3mもあ


るそうで、生命力を感じました。何かパワーをいただけた様な気がします。