りんご栽培競技会

最近は真夏日が続き、炎天下のりんご園で作業をしていると、発汗のため

Tシャツを3,4回着替える時もあります。こまめに水分を補給するように

しないと。

 さて先日、JA主催の“りんご栽培競技会”の表彰式へ呼ばれました。

“りんご栽培競技会”とは、りんご生産技術水準のワンランクアップ確立を

目指し、りんご生産者の生産意欲の高揚を図るために、僕が所属するJAで

昨年度産のりんごから始めたもので、僕たち生産者がJAへ出荷した原箱を

選果した選果票の成績で審査するそうです。

4品種ごとに表彰し、さらに出荷原箱数に応じて、大口の部もあったりしま

す。僕は“有袋ふじ大口の部”で表彰されました。JAの選果基準に従い、

一箱になるべく多く詰めるようにしていますが、まさか表彰されるとは思っ

てませんでした。

しかし、この受賞の意味を考えてみると、りんご園できちんと粗選果をする

事によって、JAの選果の労力軽減につながり、生産者の手取りアップにつ

ながると思うし、また、りんごの品質が平均して良かったという事だと思い

ます。とても自信につながります!

そして、選果がきちんとしているという事は、市場へ出荷する場合や宅配の

場合などは特に、信頼へ直結します。

昨年度はりんご支会の、りんご一箱での色や玉の揃いを競う“一箱品評会”

で賞をいただきましたが、今回はそれ以上に価値があるのではないかと思い

ます。

今回の受賞を励みに、品質の高いりんごをより多く収穫できるように、見直

し摘果や支柱入れなどを行っていきます。