最近の津軽地方は、コンスタントに雪が降るものの、雨交じりだったり
で、今のところ、例年並みかやや少ない気がします。
今月5日、弘前中央青果では、りんごの初競りが行われました。そして、
今日はりんご協会主催の“新春剪定大会”が行われ、いよいよ2010年度
も始まったなという思いです。
曇り空の下、“新春剪定大会”には、60,70代のベテランの方から若者
まで、1000人くらいの人がいたのではないでしょうか。
りんごの樹の形も剪定の仕方も千差万別で、ある程度自分の剪定が確立して
くると、剪定会に行かないという人もいますが、やはり、客観的に見て考え
れるし気づきもあるので、僕は毎年楽しみに参加してます。あの枝は落とす
だろうなとか、何故あの枝を切ったのか、または残したのかを考えながら見
てると、講師の剪定が自分と似た感じだったら自信につながるし、違う場合
も、そういう考え方もあるんだと勉強になります。
名だたる講師陣の中で今日僕が拝見したのは、りんご栽培に優れた功績があ
った県内の生産者に贈られる、りんご協会の「渋川伝次郎賞」や、生産の向
上に貢献した技術を開発改良した農業者へ贈られる、農水省の「農業技術の
想像していたより小柄な方で、バイタリティーに溢れている感じで、比較的
剪定もスピーディーで枝量も多めです。
りんご栽培の匠の剪定を見る事ができ、自分なりに得るものがあり、大変有
意義でした。