今日は午後から役所のほうへ、「特別栽培農産物」への申請をしてきまし
た。
「特別栽培農産物」、略して“特栽”は、化学合成農薬および、化学肥料の
窒素成分を、慣行レベルの５割以上削減して栽培された農産物で、都道府県
が認証する制度です。これにより、それまで削減の基準や程度が不明瞭だっ
た“減農薬”や“減化学肥料”など表示がダメになり、明確な基準ができて
わかりやすくなったのではないでしょうか。ただ、“特栽”の知名度がまだ
低い気がするので、広めていく必要がありそうです。
昨年度のりんご栽培分は、申請が間に合わなかったので、試しに“特栽”
の基準でやってみましたが、工夫して“特栽”なみの値で終える事が出来ま
した。今年度もりんご園をよく観察し工夫をして、“特栽”の認証を得る事
が出来ればと思います。
ネットなど独自販売でない限り、“特栽”の認証を得て付加価値をつけよ
うとは考えないかもしれませんが、“特栽”に取り組む事により、生産者と
してはコスト削減になり、土づくりを化学的に考え、いろいろと工夫するよ
うになると思うので、やってみる価値はあると思います！
