雪見りんご

 青森県の山間の地域では、昨日からの雪が10センチ以上降り積もり、今


朝は冬を思わせる景色です。積雪でりんごの枝が欠けてないか心配で、早朝


からりんご園へ向かいました。



りんごは綿帽子をかぶり、湿った雪の重さが加わり、枝が欠けるんじゃない


かと言うくらい垂れ下がってました。祖父と二人でりんごの枝に乗った雪を


落して回りましたが、枝をゆすったりして雪を落とすたびにりんごも何個か


落ちてしまいます。ボタッ、ボタッとりんごが落ちる音がする度にやり切れ


ない思いになりますが、枝が欠けたら元も子もありません。


支柱もまめにいれたりしていたので、幸い中ぐらいの枝と細い枝が欠けるく


らいですんだので、ほっと一安心です。


 今年の春は4月の下旬に遅い積雪を観測して「雪見桜」となり、秋は早い


積雪で「雪見りんご」となりました。異常気象だと言いますが、それが普通


になってきています。自然災害を前提とした農産物の栽培管理・販売などを


考えていかなければと思います!