雪害、野ネズミ食害対策

 午前中は曇りの予報だったので、りんご園地の冬支度を行いました。20


アールのワイ化園の下枝吊り。雪に埋もれて引っぱられそうな、およそ地上


140センチ以下の枝を、ロープで支柱または主幹から吊りあげます。

根雪で園地が雪に閉ざされてしまってから、融雪材を撒いたりスコップで掘


るよりも体力的にも断然楽ですし、雪害防止効果も抜群!りんごの発送にか


まけて園地を粗末にしてしまうと本末転倒です。


因みに2〜3年枝は、縄で側枝を束ねたり、ラップで支柱ごと包んだりして雪


害から守ってあげます。


 枝吊りの後は、野ネズミ対策。りんご樹の根元をかじられない様に、主に


ワイ化樹や若木をプロテクターや肥料袋を巻いて保護してやります。同時に


ネズミ捕りも仕掛けます。その名も「チューチューハウス」。

強力粘着シートで捕まえます。生息密度を少しでも低くしていく事も重要で


す。


 午後からは雨。倉庫の整理をし、りんごの荷造り作業。ようやく発送のピ


ークも過ぎました。来月からはぼちぼち剪定を始めていきたいと思います。