人前での剪定実技

 立春以降、暦通り春を思わせる天気が続いた青森県津軽地方。ここ数日で


雪どけがかなり進んだ気がします。りんご園での剪定も、上着を脱いで行う


日も多くなりました。


さて、先週末「黒石市りんご剪定士会」の、いわゆる剪定会へ参加しまし


た。こちらは黒石市の剪定士、りんご基幹青年OBの集まりで、りんご協会


職員の長内秀樹氏を講師に迎え、主に剪定技術の向上を目指した組織です。


年齢層も大ベテランから自分より年下の方までと、良い情報交換の場ともな


りとても刺激的です。


今回は、私も含めた4名が今春、3年間の第6期剪定士養成事業終了にあた


り、剪定実技を披露する事となりました。これまでは当然、講師の方の剪定


を見ているばかりでしたが、早くも逆の立場が来るとは…。

剪定士OBに見つめられる中、まずまずの剪定が出来たと思います。りんご


基幹青年の若者からは、「先生、何故その枝を切るんですか?」という声。


話しながらの剪定は慣れていないせいか、体験して実感した良い反省点とな


りました。頭で考えている事を、意識的に言葉にしながらやらなければと思


いました。剪定士養成事業で今まで学んできた事を、自分の失敗談なども交


え、しっかりと伝えていきたいです。