雨中の剪定実技研修

 目に見えて雪どけが進む今日この頃。りんご園では未だ雪深い中、剪定作


業真っ最中ですが、昨日より3日間行われる、青森県りんご剪定士の実技研


修に参加しています。これまでの講義や視察を踏まえての、1年度目の総決


算となります。


剪定の理論は重要ですが、千差万別のりんご樹、地力のりんご園で、どう応


用していくのかが、その人の剪定センスと言えます。


昨日は午後から1人約2本割り当てられ、実際に剪定しました。

上記写真の様に、りんご樹に各自の名札が取り付けられ、3年間同じ樹を剪


定して経過を見ます。

僕に割り振られたのは“ジョナゴールド”という品種の樹。地力も十分な園


地だったので、とにかく樹勢を落ち着かせる様に、同時にある程度空間もあ


け作業性も重視しました。


きっと、より良いりんごが実るはず!…と思います(^_^;)


この様な剪定士の勉強会では、より多角的なりんご樹の見方を考えさせられ


ます。


昨日は雨が降りしきる中、思い出深い一日となりました。