今冬はりんご園でも、大雪によるりんご樹の被害がかなりあると思います
が、これは想定外の出来事なのでしょうか?60代のりんご生産者の先輩は
「自分がりんごを栽培して、これほどまでのりんご園の積雪は初めて」との
事でした。
雪が降る前の丁寧な支柱入れなどで、かなり雪害を軽減出来るでしょうが、
これまでの常識では対処しきれない事が起こる可能性もある、という事を想
定し、たとえ前例の無い中でも、試行錯誤しながらりんご栽培、経営をして
いく力が、これからはより必要な気がします。
どちらも好きな著者なのですが、最近『2022−これから10年、活躍できる
人の条件』、『決別ー大前研一の新・国家戦略論』という2冊を読みまし
た。
2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)
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どちらの本もエキサイティングで説得力抜群なのですが、前例のない、答え
のない世の中を生きる力の重要性を説いています。そのための著者のユニー
クな提言や行動は大変勉強になり、一読の価値があります。
りんご栽培、経営に関しても、昨年の花芽不足による収量減、今冬のりんご
樹の雪害と、前例が少なかったり無い様な時でも、具体的な対策や行動をと
れるように、農業だけにとらわれず、広く勉強していかなければと感じてい
ます。