“葉とらずサンふじ”の品評

 今日明日と、弘前市の弘果市場の一画で、青森県のりんご品評会が開催さ


れています。荒れた天気だし、自分も出品しているので、出かけて来まし


た。


 品評会は、りんごの色がどちらかと言うと黒に近い濃赤色で、大きさが3


30〜380gの間、形も良い32個のりんごの揃い具合で、りんご研究所


の先生方が審査をし、見映えを競います。入賞しているりんごは、色、形も


揃い、作り物の様です。


りんご品評会には、メインの“サンふじ”、“王林”など数部門あるのです


が、なんと“葉とらずふじ”部門もあります。葉とらずサンふじを栽培して


いる農家自体少ないので、出品数も他部門より少なめ。今年は品評会のりん


ごを選ぶ事が出来たので、初めて“葉とらずふじ”の部門へ出品してみまし


た。とはいっても、葉とらずサンふじの審査の基準て何だろう?もちろん大


きさや形、系統は揃えましたが、問題は色。あえて葉っぱの跡が着いている


方が良いのかどうか…。僕は葉形が着いているという葉とらずりんごらしさ


にこだわらず、見た目の美味しさで選抜しました。結果は…、

入賞ならず。ちなみに優勝のりんごは、

確かに葉とらずりんごらしいりんごです。


“葉とらずふじ”での出品りんごはどれも個性的で、見比べてみると楽しい


です。今回“葉とらずふじ”部門へ出品してみて、着色系のサンふじの方が


葉形とのコントラストがきれいなので、有利なのかなと感じました。