12日に台湾から帰国後は、天気にも恵まれ、りんご園での剪定作業に精
が出ます。剪定をしながら先日の台湾での事を思い出していましたが、旅行
はその土地の気候風土、そこで育った人々、文化などを肌で感じられるで、
とても貴重な4日間でした。
農協関係の団体旅行だったので、基本的には“故宮博物院”や寺院、現時点
で世界第2位の高さを誇る“台北101”など、有名所を中心に観光。
(台北101)
食事もホテルでの朝食を除き、毎日円卓を囲んでの中華料理と、台湾ビール
(台湾ではビールは国営)。五香粉という独特の調味料が慣れていないせいか
また、研修、視察という事で、台湾南部の高雄で野菜畑を訪れたり、台湾の
数ヵ所のデパートや市場で、りんごの値段や販売のされ方などを見学しまし
た。日本のデパートでの販売価格と同じくらいでしたが、物価が安い分を考
慮するとかなり高く、高級品といった感じです。2月3日からの春節(日本
の正月)の連休には、贈り物としてのりんごの需要が大きいそうです。
(高雄市の野菜畑にて)
(第2果菜市場)
また、南方の台湾でもりんごが栽培されていると聞き、びっくり!おそらく
小規模で試験的な感じでしょうが、台湾には富士山よりも高い新高山をはじ
め、2000メートル級の山々、阿里山がそびえ立っているので、その周辺
での栽培なのかなと思います。
そして、台湾土産は、バナナやマンゴーなどの生果は持ち帰れないので、主
にお茶。香り高く、後味がほのかに甘くて、気分が落ち着きます。
今回台湾へ行ってみて、とにかく活気に満ちていた印象です。これからま
すます経済が発展していく事でしょう。また、日本の良さも改めて感じられ
ました。