最近朝晩はめっきり寒くなり、昼夜の寒暖差で一気に“サンつがる”の着
色が進みました。本日“サンつがる”の“選りもぎ”をしました。りんごは
樹の箇所により着色や熟度が違うので、熟したものを選んで収穫します。
先日県の職員の方がりんごの熟度調査に来られ、サンプルとしてりんごを5
個もいで行かれたのですが、結果としては“硬度”が下がっているとの事。
りんごの魅力は、シャキッとみずみずしい歯ごたえだと思います。よって着
色にとらわれ過ぎずに収穫した方がいいとの事でした。
今年は真夏日が続く異例の状況で、早くに“葉とり”に取りかかった人ほど
着色に苦しんでいる様子です。例年ならりんごの下に反射シートを敷くので
すが、今年はりんごが軟化しないようにあえて敷きませんでした。
これからは今まで通りの着色管理では上手くいかない事も増えてくるだろう
し、一人ひとりが園地にあったやり方を考えていかなければならないと実感
しました。