今日は午後から、県主催の「ホットアップルジュース試飲会」へ参加して
来たのですが、観光業の方や加工業者さんなどたくさん集まりました。
りんごジュース消費拡大のために、新たな飲み方をすすめていこうという事
ですが、はたして定番となっていけるかどうか!?
今日は、農家のストレートジュースと業者さんのもの、それに濃縮還元ジュ
ースと飲み比べましたが、個人的には業者さんのストレートが一番美味しか
ったです。甘み、酸味などの味の好みは人それぞれですし、品種ごとやブレ
ンドによっても味が違います。ブレンドの方が味に深みが出る気がします。
また、県の調査では、温度は沸騰させてしまわず、80℃が好評のようで
す。
因みに、ニューヨークではりんごジュースを温めて飲む習慣があり、ホット
ドリンクの定番、冬の風物詩だそうです。
一りんご生産者としては、“ホットアップルジュース”のように、価値観
を改革する方法で新たな市場や消費者を広げていかないと、経営が厳しい状
況にあります。“価値観の改革”=“バリューイノベーション”について
は、古い本ですが『ブルーオーシャン戦略』が良くまとまってわかりやすい
です。
りんごにおける“葉とらず”がバリューイノベーションの好例!価値観を見
た目から味重視へ移し、お客様にも好評です。個人的に“葉とらずりんご”
について言わせてもらうと、ネットなどでも値段が高すぎる印象を受けま
す。慣行栽培のものと同じかそれ以下の値段でもいい気がします。
ま、とにかく“葉とらずりんご”や“ホットアップルジュース”のような
バリューイノベーションを起こして、りんごの消費拡大につなげていきたい
です。