今日の津軽地方は、比較的天気が良かったものの、相変わらず寒い一日と
なりました。そんな中、“病害虫マスター”の実質最後の講義に出席して来
ました。あとは卒業式を残すのみです。
このように、冬は晴耕雨読的な生活です。
最近、見た目のインパクトで購入した『フリー』という本を読みました。
- 作者: クリス・アンダーソン,小林弘人,高橋則明
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2009/11/21
- メディア: ハードカバー
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“無料”という観点から、ビジネスモデルやその歴史を深く考察し、非常に
良くまとまった内容でした。現在インターネットと言うインフラのおかげ
で、コンテンツがタダ同然になってくる、せざるを得ない状況となっていま
す。僕もぎりぎりインターネット世代ですので、本書の内容は常識のような
感じです。
僕はりんごを栽培し販売して生計を立てていますが、りんごなどの物質世
界は比較的“無料”から距離があるような気がしますが、りんご園の入園料
をもらい、りんごを数個無料で差し上げるとか、いわゆる“グリンツーリズ
ム”で体験料、宿泊料をいただき、お土産としてりんごをプレゼントするな
ど、物質世界でも“無料”と全く無縁ではありません。物質世界の方は、イ
ンターネットの影響より、“モノ”があふれてる時代、いかに付加価値を付
けるかという所からきていますが、自分のビジネスにおける“無料”の最適
化をはかる必要はありそうです。