9月12日付けの朝刊に『「ふじ」のつる割れ対策』という記事が載って
「ふじ」という品種は、国内リンゴ生産量の半数を占め、食味が良く貯蔵性
にも優れています。しかし、最近“つる割れ”と呼ばれる裂果が多発して問
題になっています。
今のところ原因としては、夏場の雨が多いと果実の肥大が進み、果肉の成長
に果皮の成長が追い付かないからだとされています。
記事にはいくつか対策が紹介されていますが、基本的にりんごの樹の樹勢を
抑えると、つる割れが少ない気がします。剪定時に必要以上に枝を落とし過
ぎない、摘果も、過着果はだめですが落とし過ぎないようにし樹勢を抑えま
す。
また記事には、雨が根に染み込まないようにリンゴの樹の下に覆い(マル
チ)を敷く方法も検討されてると書かれていましたが、僕の経験上、草を土
際まで刈りすぎないことも有効な気がします。ゲリラ豪雨など強い雨が降っ
た時、草がクッションの役割をし、雨が一気に地面に染み込まないのではな
いでしょうか。
近年ゲリラ豪雨のような強い雨が降るようになって「つる割れ」が増えたよ
うな気もするので、ワラなどのマルチや草を長めに刈る事が、つる割れ軽減
につながるのではないかと思ってます。