りんご畑で実すぐりをしていると、ハモグリガと思しき幼虫が、葉っぱの
裏に結構な数で見られるようになりました。そろそろ防除の時期かもしれま
せん。県や農協では、病害虫の生活史をもとに防除暦を作って、薬剤散布の
指導をしています。防除暦どおりに薬剤散布していると、病害虫に対しては
安心なのですが、園地や天候などによって必要のない薬剤散布になっている
場合もあります。したがって、園地の観察がとても重要です。黒星病などの
病気は予防的な薬剤散布は仕方ないにしろ、害虫の場合は予防的に使用せず
人力で対応出来ない時だけ散布するようにすれば、薬剤散布を減らしていく
きっかけになる気がします。