上記写真は、りんごを保管している冷蔵庫です。この様な、何千、数万箱
をストック出来るものは、組合や会社組織で所有している事がほとんどで、
私も貸し冷蔵庫の一区画をお借りしている次第です。
さて、冷蔵庫内ではりんごが冷やされて、春先頃まで一定期間品質を保て
るのですが、同時に極寒期は保温の役割も果たしています!青森県津軽地方
の特に1〜2月は、氷点下10℃前後という事も珍しくありません。りんごは水
分がほとんどですから、車庫や倉庫に置いておくと、果実が凍ってしまいま
す。そうなってしまったものは、たとえ見た目が何ともなくても、果実の内
部の方で障害が出やすかったりと、リスクが増してしまいます。
極寒のりんご園で剪定した後に冷蔵庫に入ると、あたたかく感じます。青
森県という寒冷地ならではの冷蔵庫の役割の一面ですね。
因みに、極寒期に北海道へりんごを発送する時も、りんごが凍らない様にク
ール冷蔵便で送る場合もあったりします。