台風10号による被害は

 9月に入りましたが、青森県津軽地方は、依然残暑が厳しく30℃くらいの


日が続いています。近所の産直施設では、一服のアイスの需要もかなりある


のか、ストッカーにほとんど残ってない状態でした。


 さて、先月30日に本件を通過した台風10号。東北地方の太平洋側から上陸


し、これまで最も長寿など、異例ずくめの台風でした。津軽地方が進路のど


真ん中に入り、相当な被害を覚悟。果実の落下は仕方なしに、枝折れや欠木


が出なければという思いでした。


結果的に夕方の5時前後が一番風が強かった様ですが、心配で夜風が弱まっ


た頃を見計らいりんご園へ。

ヘッドライトと懐中電灯でざっと園地を歩きましたが、想像していたより果


実の落下も少なく一安心。


後日園地を一回りし落下したりんごを拾うと、それでも20キロ箱で20箱超と


なりました。


場所によっては倒木したりと被害が著しい個所もありましたが、総じて被害


は軽微で済みホッとしています。ただ、雑木が倒れて農道が塞がれるなど


し、今回の風の強さを思い知らされました。

今回津軽地方でのりんごの落下被害が少なかった要因ですが、台風の進路の


中心が通過した事と、八甲田山が風の力を削いでくれたのだと思います。


まだまだ台風に一喜一憂する日が続きますが、最悪を想定して最善を尽く


し、人事を尽くして天命を待つしかありませんね。