こちら青森県津軽地方は、日中は夏日以上真夏日未満、そして朝晩は肌寒
さを感じる涼しさで、りんごたちにとってはちょうど良い気候となっていま
す。
先週で極早生や早生種の支柱入れや枝吊り、そして見直し摘果を終えまし
た。今年もりんごの開花が早かったため、昨年同様収穫が全般的に早まりそ
うな感じです。現時点で、当園のトップバッターである“恋空”という品種
がお盆前あたり、続く“シナノレッド”が8月18日頃の収穫を見込んでいま
着色が進んだ“シナノレッド”があったので、試食♪
この極端に着色が良いヤツは、菌によりりんごの心の部分が侵される、心カ
ビ果で、病状が進むと心から果肉へと徐々に腐ってきます。
心カビ果は基本的に樹勢が強い樹、品種では“北斗”に出やすく、また開花
が早く夏場干ばつだった昨年も比較的多かったです。
そして心カビ果のものは着色と相関して熟度も進んでいるため、爽やかな酸
味のある“シナノレッド”の味を楽しめました♪
基本的に“心カビ果”の混入を防ぐために、極端に着色が良いものは、見直
し摘果や葉摘み時などに落としてしまいます。