今週もまた梅雨空の日が多いですが、そんな中一昨日は、毎年りんご協会
さんが行っている講演会と優良りんご園地視察に参加して来ました。いつも
は個人的に申し込んで参加していましたが、今年は剪定士養成事業の年間カ
リキュラムの一環としての参加です。
今年の講演は、農民作家として有名で、もちろん僕も過去に著書や記事を拝
読した事のある、佐賀県の山下惣一さんで、「農業における諸問題と生産者
の考え方」というテーマでのお話。70代とは思えないほどのバイタリティ
ーに溢れた方でした。
午後から大型バス5台で、藤崎町の安田さんと五所川原市の寺田さんのりん
安田さんは29歳と若く、農作業着らしからぬオシャレな服装。栽培面積も
6.4ヘクタールと、専業の平均的なりんご生産者の3倍以上で、りんご栽
培では大規模です。楽しんでりんご栽培をしているのが、伝わって来まし
た。若い人たちを中心に、きつい、汚い、危険といったイメージを払拭する
ような、栽培スタイルを築きあげていければと思います。
そしてこの日は、りんご協会さんの新マークの発表も行われました。県内外
から113点の応募があった様です。弘前市のデザイナーさんのものが採用
なるほどといった感じです。配色は1色で、りんごと青森県に関する、また
はイメージ出来るものといったコンセプトでした。因みに僕が応募したもの
デザインはいかに抽象化するか、シンプルイズベストと臨んだのですが、何
か物足りなさが否めないです。採用された作品はデザイン性に富み、さすが
デザイナーさんですね。