昨日はスピードスプレイヤーを使い、減農薬を行っている園地で特に発生
が目立つ、サンホーゼカイガラムシという害虫の防除を行いました。寄生を
受けた果実には赤い斑点が出来、枝も枯死する厄介な害虫です。
有機ＪＡＳでも使用出来る、「ハーベストオイル」という天然由来のものを
使用。油の被膜で、物理的に防除します。
ただ、大変なのが散布する時期です。芽に影響する可能性があるため、芽出
し直前までしか散布出来ず、剪定で切り落とした枝が散らばってたり、雪が
残ってたりと、この時期の散布はなかなか難しいです。園地の所々に雪がま
だ残っていて、昨日は平地で初めて四駆を使用しました。春先としては、比
較的ですが風が弱めだったのが助かりました。
天気をにらみながら、シバを乗り越え雪を乗り越えての防除、減農薬栽培の
大変さを痛感です。
