ここ最近の津軽地方は真夏日が続き、日増しに暑く感じられる中、昨日は
青森ねぶた祭の最終日でした。毎年妻と出かけていますが、今年はねぶたの
海上運行観覧席のチケットを手に入れていたので、例年以上に胸が躍りまし
た。
ねぶたはやはり夜に映えますが、昼間の運行はねぶたの造りの繊細さを感じ
る事ができるかと思います。また暑い中ねぶたを盛り上げる跳人と囃子のみ
なさんあっての、他のねぶた祭を圧倒するダイナミックな祭りが出来あがっ
っているんだなと感じます。
夜はお待ちかねの、ねぶた海上運行です。ねぶた大賞をはじめとする賞を受
賞したねぷたなど7台が選ばれます。遠くからねぶた囃子と「ラッセラー」
の掛け声が聞こえてきて、次々とねぶたが波間を堂々と、海岸の観覧席ギリ
バックでは花火が打ち上がり、海面にねぶたと花火の多彩な色が映え、何と
も幻想的でした。と同時に、津軽の短い夏も終わり、これから収穫の秋に向
け、気持ちを切りかえていかなければと思います。