青森ねぶた、海上運行

 ここ最近の津軽地方は真夏日が続き、日増しに暑く感じられる中、昨日は


青森ねぶた祭の最終日でした。毎年妻と出かけていますが、今年はねぶたの


海上運行観覧席のチケットを手に入れていたので、例年以上に胸が躍りまし


た。


午後1時から、大型ねぶた15台と子供ねぶた1台の運行。



ねぶたはやはり夜に映えますが、昼間の運行はねぶたの造りの繊細さを感じ


る事ができるかと思います。また暑い中ねぶたを盛り上げる跳人と囃子のみ


なさんあっての、他のねぶた祭を圧倒するダイナミックな祭りが出来あがっ


っているんだなと感じます。


夜はお待ちかねの、ねぶた海上運行です。ねぶた大賞をはじめとする賞を受


賞したねぷたなど7台が選ばれます。遠くからねぶた囃子と「ラッセラー」


の掛け声が聞こえてきて、次々とねぶたが波間を堂々と、海岸の観覧席ギリ


ギリまでやってきます。


バックでは花火が打ち上がり、海面にねぶたと花火の多彩な色が映え、何と


も幻想的でした。と同時に、津軽の短い夏も終わり、これから収穫の秋に向


け、気持ちを切りかえていかなければと思います。