りんごの品種

最近の晴天続きでりんごの着色も進み、“王林”“有袋ふじ”を収穫して


“サンふじ”の収穫と続いていきます。

 さて、昨日の朝刊に“あおり21”の記事が載ってました。


県の事務上のミスで、品種登録が失効し注目を集めましたが、貯蔵性が抜群


で、普通貯蔵で翌年6月末まで可能だそうです。


りんごの品種は、県内で約50種、そのうち市場に出荷されているものが約


40種あるそうで、うちでは比較的古い、スタンダードなものを約10品種


栽培しています。


次々と新しい品種が登場してきて、また昔の品種が再び脚光を浴びたりと、


何の品種を植えたらいいか見極めるのが、とても難しいです。流れとしては


生産者の立場から、りんごに袋をかけなくてもよく着色管理が容易な品種、


そして消費者としては味が良い品種。この二つを満たすものが主流です。


果樹は生りこむまでに時間を要するので、長期的な視点で品種構成を考えて


いく必要があります。