昨日は青森県津軽地方は、冬晴れ。朝日に雪面が煌めき、何ともきれいで
すが、気温は氷点下7度。りんごの細い枝に着いた雪も凍って揺すっても落
ちず、花芽や枝の発出部位が見づらいため、9時頃から剪定開始しました。
そして午後からは、浅瀬石山の園地で行われた、黒石市剪定士会の剪定会
に参加してきました。この会は、黒石市出身の1期から現在勉強中の7期ま
での青森県りんご剪定士を中心とした集まりで、元りんご協会職員の長内さ
んを講師として招き、剪定の実演、りんごに関する様々な情報交換の場で
会場は黒石観光りんご園のそばで見晴らしが良く、津軽富士とも称される雄
大な岩木山の姿を望む事が出来ました。
さて、剪定の実演では、その結果を見るために3年間行うのが基本です。
現在私を含めた6期の新米剪定士が樹を一本ずつ任せられ、昨日で最終年目
でした。私の樹は4本主枝。2本主枝に見定め、あとはいわゆる“アルバイ
ト”として方向づけ、追い出しをかけるといった感じで仕上げました。
とりあえず樹形を方向づけて終える事が出来たので、ホッとしています。