北国の春のりんご園。桜に代わり、4月末から5月初旬にかけて、りんごの花が咲き
そうです。摘花(摘蕾)までにやる事、やりたい事もりだくさん。
先日は大苗を捕植。やむをえず伐採した後の空間を埋めてくれます。
病虫害の防除もスタートしました。園地の看板も、防除が終わる9月まで見納めです。
先月の地元新聞、東奥日報さんの一面。スマホでニュースを知った時は非常にショッ
クを受け、何か時代が変わってゆく寂しさに包まれました。
ヨーカドー弘前店は私とほぼ同年で、子どもの頃、正月やお盆などに良く家族などで出
かけたものです。現在は小学生の子供たちと出かけたりするので、3世代でお世話にな
った、あって当たり前の存在。
同じ弘前市の、中三デパート内のジュンク堂書店も撤退との事。青森県内最大級で、こ
ちらもよく利用させていただいてました。
また、テレビ番組では、『世界ふしぎ発見!』と『ブラタモリ』が今月で終了。
次々と行きつけやひいきにしていたお店や番組が無くなり、喪失感かられている3月。
まだ雪の残るりんご園にて剪定しながら、色々と考えが巡ります。
幕を閉じるお店や番組は、変わらないために変りながら、長期にわたり多くの人々を楽
しませてくれたことに、改めて感謝です。人口減少という大波を前に、サンタんご園は
どうしようなどとも思いが巡ります。当りんご園も長く愛される様に、変化を怖がらず
にがんばります!
3月3日、おかげさまで祖母の葬式を無事に終え、翌日から再び剪定作業。
午前中は太陽も顔を出してましたが、徐々に雪が強まり、午後からは吹雪、大雪と、真
冬へ逆戻り。やむなく午後2時で畑から退散。
3月5日午前中に確定申告並びに納税し、午後より気持ちを新たにまた剪定に臨みたい
と思います!
2月28日。私が小学6年時に亡くなった父の命日。早いもので30年以上経つ。
この時期はどうしても雪藪を漕いでの墓参り。帰宅後、祖母の死の知らせを受ける。
昔は4世代同居だったので、曾祖母を「ばっちゃ」、祖母を「おが」と呼んできた。
温厚な人柄でみんなに好かれ、りんごはもちろん、野菜作りも得意な「おが」でした。
時間がたつに従って、「おが」との色々な思い出が走馬灯のように駆け巡り、胸が苦し
くなります。
父と同じ命日とは、何と言うか「おが」らしい気がします。
「おが」の様に、仕事は一生懸命に、そして楽しく生きていこうと思います。